ホウ素系防腐防蟻剤

見えなくなるところが一番大事

ホウ素系防腐防蟻剤

劣化対策をする理由 ~なぜ劣化対策が必要なの?

① 「腐朽」、「シロアリ」

木材住宅が劣化する最大の理由は「腐朽」と「シロアリ」。住宅を支える重要な土台や柱、筋かいなどを侵していきます。
腐朽、シロアリをきちんと予防することは、住宅を長持ちさせるために非常に重要なのです。

② 農薬系の効果は最長5年間

柱などに一般的に散布される防腐防蟻剤は"農薬"です。その効果は短く、5年以内に蒸散と分解で効果が失われてしまいます。
その効果を持続させるためには、5年ごとに再処理しなければなりません。

③ 外壁の柱などへの施工は事実上不可能

農薬系の場合、5年ごとの再処理が必要ですが、断熱材や防水シートがあって、再処理できません。6年目以降は無処理と変わらない状態になってしまいます。

 「エコボロン」の特長

① 予防効果はとっても長持ち

エコボロンは有効成分に「ホウ酸塩」を採用しました。ホウ酸塩は安定した無機物なので分解されず、また揮発、蒸発することもありません。

② 木材住宅を、健康、高耐久住宅に

エコボロンは、水質から厳格に管理された高品質な水溶性タイプ。木材への浸透性に優れ、強力な保護層を形成します。

③ 安全性に自信あり

エコボロンは各種安全性試験を実施し、優れた安全性を確認しています。有効成分「ホウ酸塩」は万が一、人の体内に入ってしまった場合でも、体外に排出されます。そのため急性経口毒性はとても低く、食塩と同じ程度です。ホウ酸やホウ酸塩は雑菌などにも効果があり、身近な所ではコンタクトレンズの保存液や目薬などにも使用されています。

④ 劣化対策の必需品!

木材害虫に広く効果を発揮するエコボロンは、外来種アメリカカンザイシロアリの予防にも活躍しています。これからは、予防用には予防用、駆除には駆除用のものを、適材適所で用いる時代です。再処理が難しい構造部材には、長持ちする劣化対策が必要です。